2007/02/19
レディ イン ザ ウォーター ~LADY IN THE WATER~
レディ・イン・ザ・ウォーター
毎回独特の世界観を見る側に提供してくれるM.ナイト・シャマラン監督の作品。本作を簡潔に説明すると、「家族で見れるおとぎ話」といった感じ。今までのシャマラン監督の作品に見られるどんでん返しを期待していると、裏切られた感があるかもしれないが、作品の出来としては見て損はない。とても心地よい作品であると思う。
今回のテーマは「水の精」。アパートの管理人がプールから上がってきた怪しげな女性を見つけ、彼女が人間ではないと知る。
ストーリーという名の水の精(外見は人間と変わらない)を、水の世界へと返すため、管理人が「伝説」を頼りにするというのがユニーク。アパートの住 民たちがその伝説で役割を担うという展開に加え、突如として水の精を襲う魔物が現れるなど、すべてが観客の予想を軽々と超えていく。演者として度々登場するシャマランだが、今回はかなり重要な役で登場。アパートの個性的な面々が要所で奇妙な笑いをとるのも、シャマランらしい。
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