2007/02/28
プラダを着た悪魔
『プラダを着た悪魔 』
ジャーナリストを目指してN.Yに来たアンディはファッション誌「ランウェイ」の編集長、ミランダのアシスタントとして勤めることに。しかし、彼女は厳し くかつ人使いが荒い。24時間携帯で仕事の指示が飛び、振り回されるアンディ。しかし、彼女は負けなかった。野暮ったい彼女はファッションを磨くことでミ ランダの求めるものに近づこうと努力する。そしてやっとミランダの信頼を勝ち取るが、その代償はあまりに大きかった。
ファッション&マ スコミ業界の裏側を垣間見れるとともに、大都会で右も左もわからないのに夢だけは大きく持っていたヒロインが、やり手編集長やスタッフにしごかれ、失敗を 繰り返しながらも学び、成長し、キャリアガールになっていく姿は爽快だ。カリスマ編集長を演じる メリル・ストリープがユーモアを漂わせがながらも厳しく力強い編集長を怪演。アシスタントの先輩を演じるエミリー・ブラント、ヒロインに温かくアドバイス する編集者を演じるスタンリー・トゥッチなど脇役もチャーミングで申し分ナシ。衣装は「セックス・アンド・ザ・シティ」でサラ・ジェシカ・パーカーを ファッション・アイコンにしたパトリシア・フィールドが担当。彼女だからこそ集められた人気ブランドの衣装やアクセサリーの数々も、本作をまぶしいほど輝 かせている。
評価:★★★★☆
2007/02/23
ナイロビの蜂
冒険小説の重鎮、ジョン・ル・カレの原作「ナイロビの蜂」を『シティ・オブ・ゴッド』のフェルナンド・メイレレス監督が映画化した注目の作品。
妻テッサ(レイチェル・ワイズ)の死をきっかけに慈善活動に目を向けるようになった外交官の夫ジャスティン(レイフ・ファインズ)が、国際的陰謀に巻き込まれていくドキュメンタリー性の強い映画。
舞台であるアフリカの混沌とした現状は、映画というよりは、報道映像に近いものがある。また、利益を求め、非合法すれすれのところで活動し、貧困地域の人々を巻き込んでいる欧米企業や政府の思惑が生々しく描かれている。
主演のレイチェル・ワイズの演技も必見。本作でアカデミー賞助演女優賞を獲得したのも納得。とにかく作品の内容を深く理解するには、2度は見てもらいたい作品。
評価:★★★★★
妻テッサ(レイチェル・ワイズ)の死をきっかけに慈善活動に目を向けるようになった外交官の夫ジャスティン(レイフ・ファインズ)が、国際的陰謀に巻き込まれていくドキュメンタリー性の強い映画。
舞台であるアフリカの混沌とした現状は、映画というよりは、報道映像に近いものがある。また、利益を求め、非合法すれすれのところで活動し、貧困地域の人々を巻き込んでいる欧米企業や政府の思惑が生々しく描かれている。
主演のレイチェル・ワイズの演技も必見。本作でアカデミー賞助演女優賞を獲得したのも納得。とにかく作品の内容を深く理解するには、2度は見てもらいたい作品。
評価:★★★★★
2007/02/22
パイレーツ オブ カリビアン ~デッドマンズ チェスト~
ジョニー・デップを一躍オスカー候補まで押し上げ、彼の代表作にもなったシリーズ第2弾『パイレーツ・オブ・カリビアン デッドマンズ・チェスト』をご紹介!
シリーズ第1弾『パイレーツ・オブ・カリビアン 呪われた海賊たち』の魅力を失うことなく、一人一人のキャラクタが引き立っている。
ただ、シリーズ第2弾の本作では、ラストが「次回へ続く・・・」というメッセージが強く、物語が簡潔されていないため、人によっては「不完全燃焼」という印象を受けるかもしれない。
しかし、スピーディーなストーリー展開や、個々のキャラクターの魅力など、一見の価値はある。
評価:★★★★☆
シリーズ第1弾『パイレーツ・オブ・カリビアン 呪われた海賊たち』の魅力を失うことなく、一人一人のキャラクタが引き立っている。
ただ、シリーズ第2弾の本作では、ラストが「次回へ続く・・・」というメッセージが強く、物語が簡潔されていないため、人によっては「不完全燃焼」という印象を受けるかもしれない。
しかし、スピーディーなストーリー展開や、個々のキャラクターの魅力など、一見の価値はある。
評価:★★★★☆
2007/02/20
ミッション インポッシブル3
M:i-3 ミッション:インポッシブル3
主演トム クルーズの人気シリーズ。 指揮をとるのは、『LOST』『エイリアス』の天才クリエイター、J.J.エイブラムスが初の監督に挑戦。
とにかくスケールが大きく、派手なアクションが満載!!
アクション映画おなじみの演出を、全部盛り込んだといった感じがあり、内容の深さにはかけるような・・・。
また、遊び心のある演出も少なく、「一心不乱!まじめにアクション映画を作りました!」って印象を受けた。ただし、MI:1、MI:2を見たファンなら見ずにはいられないだろうが^^;
2007/02/19
レディ イン ザ ウォーター ~LADY IN THE WATER~
レディ・イン・ザ・ウォーター
毎回独特の世界観を見る側に提供してくれるM.ナイト・シャマラン監督の作品。本作を簡潔に説明すると、「家族で見れるおとぎ話」といった感じ。今までのシャマラン監督の作品に見られるどんでん返しを期待していると、裏切られた感があるかもしれないが、作品の出来としては見て損はない。とても心地よい作品であると思う。
今回のテーマは「水の精」。アパートの管理人がプールから上がってきた怪しげな女性を見つけ、彼女が人間ではないと知る。
ストーリーという名の水の精(外見は人間と変わらない)を、水の世界へと返すため、管理人が「伝説」を頼りにするというのがユニーク。アパートの住 民たちがその伝説で役割を担うという展開に加え、突如として水の精を襲う魔物が現れるなど、すべてが観客の予想を軽々と超えていく。演者として度々登場するシャマランだが、今回はかなり重要な役で登場。アパートの個性的な面々が要所で奇妙な笑いをとるのも、シャマランらしい。
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